筑波実験植物園では企画展 ―絶滅危惧植物展― が行われています。 今日、多くの日本の植物が滅びようとしています。 日本人は古くから文化として植物を愛し、様々な恩恵を受けて共に生きてきました。 この機会に絶滅危惧植物について考えてみませんか。
今回の企画展では先日同園で生存が確認されニュースにもなった「シビイタチシダ」の展示も行われています。 環境省発表2007年版レッドデータリストで絶滅したことになっている「シビイタチシダ」は、先日独立行政法人国立科学博物館筑波実験植物園で保存されていることが発表されたばかり。 鹿児島県紫尾(しび)山山麓で人家の古びた石垣で発見された日本の固有種です。 事務的なミスで同園の植物目録に掲載されておらず、2007年版レッドデータリスト改定の際に見落とされたもので 5年後をめどに行われる次の改定に反映される予定です。
園内をめぐると足元にはドングリが。 入園時に手渡される「見ごろの植物」(植物園情報)を片手に森林浴をかねて のんびり初秋の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
期間 9月16日(日)〜9月24日(月)※企画展中は休園しません 場所 国立科学博物館・筑波実験植物園 〒305-0005 茨城県つくば市天久保4丁目1-1 電話 029-851-5159 開園時間 9:00〜16:30(入園は16:00まで)
情報元:つくば総合案内 |